グラインダー修理 エアー式編

道具、工具
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今回はエアー式グラインダーの修理方法について解説したいと思います。

どのメーカーも基本的な構造は同じなので役に立つはず!

この記事を読めば壊れたグラインダーを自分で治せるようになるはず!
それではいきましょう

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まずは症状の確認

エアーグラインダーが、壊れた場合の症状ですが

  • 回転が弱い
  • 振動がすごい
  • 回らない

などが挙げられるかと思います。


原因としては

  • 回らない→内部で異物が噛んでいる。ブレードが固着している。
  • 振動がすごい→ベアリングの破損。軸の変形。ギアの摩耗
  • 回転が弱い→ブレードの破損、摩耗。シリンダーの摩耗による変形

などが挙げられます。

工具の修理は基本的に高い

で、工具の修理って基本的に無茶苦茶高いんですよ。

内訳としては部品数百円〜数千円+工賃10000円程度とられます。まー、人が働く以上お金は発生しますから仕方ないですね。

部品代の一例
  • ベアリング       一個あたり500円〜1000円程度
  • ブレード        一枚あたり300円〜500円程度
  • ローター、シリンダー  4000円〜5000円程度


あとはけっこう時間かかります。早くて一週間程度、遅いと二週間くらいかかることもあります。その間は予備の使ったり色々と不便です。

部品代だけやったら、ベアリング、ブレード変えるだけやったら2000円位で済むっちゅう話。

いかに工賃が高いかよく分かるやろ。

要するに

修理を外注すると時間も金もかかる

というわけです。

ちょっと頑張って自分で直せるようになると

金も部品代だけでよく、すぐ使えるようになる

といいことだらけ!

まー、金に関しては会社持ちだったりする場合は気にしなくてもいいのでしょうが、やはり、時間がかかるのは困ります。
これを機に自分でメンテできるようになりましょう。

この記事のせいで修理屋さんの仕事が、減るかもしれないな。

写真多めでわかりやすく説明していきます。やってみると意外と簡単です。

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分解の方法

まずは分解の方法から説明します。
まず初めに分解図を入手しましょう。メーカーのサイトや、モノタロウなどからPDFをダウンロードできるので用意してください。

必要な工具はざっとこんな感じ

  • スパナ関係(モンキーでOK)
  • ベアリングプーラー(絶対必要)
  • ハンマー

写真はベアリングプーラー

これ絶対いります!これがないと分解、修理は不可能です。こればかりは代替えが効かないので用意してください。

外側のハウジングをバラします。

ここはネジで止まってるだけですのでスパナを使ってバラして行きます。

ちなみにばらすとこんな感じになります。

ヨコタのG4SAです

色々部品が出てきましたねー。

ちなみにこいつがエアー式のモーターになります。

不具合の原因は、ほぼこいつにあるのでこいつを分解修理すればほぼ復活するはずです。

プーラーを使ってギヤー、ベアリングを抜きます。

これでモーターがバラバラになるので、悪い部品を交換してやるわけです。見ての通りかなり単純な構造です。

基本的にブレードとベアリングを交換してあげれば直ります。

バラしたところで修理に入りましょう。

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修理方法

回転が弱い、回らない

1番よくある症状ではなかろうか。

回転が弱い場合はブレードの摩耗、破損が原因です。

回らない場合はブレードがローター内で固着しているか折れたブレードが噛み込んで回らないパターンがほとんどです。

破損の原因としては経年劣化もありますが、オイルの注油をサボるとなりやすいです。固着に関しては注油不足が原因でしょう。

この場合はブレードを新品にしてあげるだけでほぼほぼ直ります。
端部が、少し欠けてるだけでNGなのでいさぎよく交換しましょう。


欠けてるのが一枚だけでもついでに全数交換した方がいいと思います。使ってるうちに他のブレードが、破損したらまたバラさんといけませんので二度手間です。

交換の手順としては古いブレードと新しいブレードを、入れ替えるだけです。

結構かんたんやろ?

振動が大きい

振動が大きい原因はベアリングの破損、軸関係の部品の芯が出ていないことが考えられます。
モーターを空回ししてベアリングがゴロゴロと引っかかる感じがあれば100%破損してます。

こいつを交換して直ればOK。直らない場合は軸の変形、棒グラだとコレットが変形しているのが疑われます。

棒グラのコレットは交換すれば直りますが、モーターの軸の芯が出ていない場合は修理するよりも新品に買い替えた方がいいかもしれません。

部品代が高いのでこの差額やったら新品買ったが良くね?となるわけです。

交換の手順としては、プーラーでベアリングを外して新品に交換するだけです。

ベアリングの場合圧入してあるので手の力だけでは絶対にスーッと入っていきません。なんらかの方法で圧入する必要があります。

次で詳しく解説します。

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組み立て方

バラバラにするのは簡単なのですが、元通りに組み立てるのは少しコツがいります。

まず軸にベアリングを圧入する必要があるのですが、専用の機械なんてほとんどの職場にはないのではないでしょうか?


専用の圧入工具はこちら

そこでハンマーを使って打ち込むのですが相手はベアリングです。

打ちどころが悪ければ一発で新品のベアリングがパーになってしまいます。

まー、私はもっぱらレンチセットのソケットを代用していますがあまり推奨はしません。
何個かベアリングパーにしたこともあります

しかしこれなら手元にある人が多いのではないでしょうか?

ソケットを使って慎重に打ち込んでいきます。

ここで注意しなければいけないのが打ち込む過ぎるとベアリングとプレートが干渉して回らなくなります。

ここのベアリングの挿入具合はほんとシビアです。コンマ何ミリの世界です。
試運転でおかしかったらまたやり直しましょう。
目安としては上下から押さえ込んでギリギリスムーズに回るくらいです。この時点で回転が渋いと多分回りません。

あとは打ち込む際にピンを確実に差し込んでおきましょう。

けっこう無くしやすい部品なんで紛失しないように注意してください。最悪ティグ棒を、加工して代用もできます。
排気の穴がズレなければ大丈夫なので。

モーターを組んだら、後はハウジングに入れて締め込むだけです。慣れればここまで1時間くらいで終わると思います。

後はしっかり注油して試運転してください。オイルは安いやつで十分!マメに注油することが何より大事

これで問題なかったら修理完了です。

意外と簡単でしょ?

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日々のメンテナンス

使用前にエアーツール用オイルを注油するだけ

たったこれだけでOK!実際毎回はやってないですけど週に一回くらいはやりましょう!

オイルは粘度を確認してください。粘っこいオイルだと回転が鈍くなりますよ!間違っても556とか注油しないように。
内部の洗浄も兼ねてるので粘度は割とサラサラしてます。

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まとめ

以上、今回はエアー式のグラインダーの修理についてお伝えしました。
部品さえ変えてあげればかなーり長く使えるのがエアー式のメリットでもあります。初期投資額はかかりますが、使い勝手はやはりエアー式が個人的にはいいと思います。

電気式は電気部品が絡んでいるので修理もめんどくさいですし、値段考えると新品買った方がいい気もします。

何より、小型で軽いので溶接の手入れにはもってこいです。

やってみると意外と簡単なので皆さんもぜひチャレンジしてください。
なかなかマニアックな内容でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。

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