どうも、ナカケンです。今回の記事ですがDIYで土間コン打設をやってみた記録について書きたいと思います。
上の画像の土間コンに倉庫。
全部私一人でやりましたよー!
けっこうすごいやろ?
やってやれんことはないで!
ということで今回は
- DIYで土間コン打設が可能なのか?
- DIYでいくらかかるのか?
- DIYでどのようにすればできるのか?
- DIYでやってみた結果
について解説したいと思います。
自分で土間コン打ってみたいけどわけわからん人には参考になると思う。
ぜひ最後まで読んでほしい。
ちなみに私の左官作業スペックは初心者未経験である。
モルタルすら触ったことがない。
鉄なら多分スペシャリストの域なのだが。笑
それでは解説行きまーす!
DIYで土間コン打設は可能か?
結論、可能です。
ただし、事前の検討、資材の手配、実作業、それに伴う労力をかけれる余裕がある人ならば可能です。
外構屋さんに丸投げすればお金を払うだけですが、DIYでやるとなると、上記であげた作業を、全て自分でやらなければいけません。
DIYでやれば目先の出費は減らせますが、自分がその分動かなければならないので、結果自分の時間単価はかかるわけです。
また、家族との時間や、プライベートな時間も削られます。
嫁から白い目で見られることもあるかもしれません。
ケンカの原因にもなりかねないです
総合的に判断して労力をかける価値があると判断できるならDIYでやるのもありではないでしょうか。
うまくできるか不安やーという方は素直に外構屋さんにお願いしましょう。
餅は餅屋。素人がやって失敗したら手直しが大変です。
もともとDIYが好きな方ならしっかり準備すればできるはずです。
DIYでいくらかかるのか?
ここ気になるとこじゃないですかねー?
ざっとこんな感じですか。
道具を、何も持っていない場合、初期費用もかかる点は考慮しておきましょう。
平米あたりで換算するとこれくらいになります。
あくまで概算。業者さんや地域によっても違ってくると思いますので参考程度にお願いします。
やはり、自分でやったほうが安いに決まってますね。
しかし、自分の時間単価を考慮したら外注した方が、結果費用が同じくらいで、仕上がりもキレイだったということになるかもしれません。
総合的に判断しましょう。
DIYでどのようにすればできるのか?
さー、皆さん気になるやり方の説明です。長くなりそうなので詳細は別記事にて解説したいと思います。
大まかな流れはこちらになります。
- 計画を練る
- 施工する箇所をマーキンする
- 掘削する
- 転圧する
- 型枠を作る
- 生コンを打設する
- コテ仕上げ
- 型枠解体
各工程の詳細な内容まで書くと
長くなりそうなので別記事にて解説したいと思います。
計画を練る
ここ、一番重要です。
- どのくらいの面積をやるのか?
- コンクリの厚さはどのくらいにするか?
- 資材はどのくらい必要になるか?
- 掘削した土の処分はどうするか?
- コンクリの手配は自力でやるのか、生コン車を呼ぶのか?
などです。
手書きでもいいから具体的なイメージは考えよう。
特に残土の処分なんかは、けっこう面倒だったりします。よく検討しましょう。
施工する箇所をマーキンする
水糸を張って目安となる箇所をマーキンします。
計画位置より気持ち広めがやりやすいと思います。
掘削する
1番の重労働です。
DIYなんて辞めておけばよかったと、後悔するかもしれません。
下図に土間コンの施工例の簡単な断面図を示します。
計画面積をコンクリの厚さプラス砕石の厚さなので計15センチ程度掘らなければなりません。
正直かなーりきついです。ミニユンボかあれば楽なんでしょうけどね。
ほとんどの方はスコップ片手にやるしかありません。僕は一人で朝から夕方まで丸一日かかりました。応援を頼めるなら頼んだ方がいいです。
あとは間違っても、真夏にやるのは辞めましょう。
ぶっ倒れるよ。
生コン打設する時もかなりの重労働なんで、全体を通して真夏にやるのはおすすめしません。やはり5月の連休や秋くらいの気候が時期的にもおすすめです。
転圧する。
元々の地盤の硬さにもよるのですが、一旦締め固めて転圧します。この時糸を張って深さが、きちんと掘れているか確認しましょう。
次に砕石を敷き詰めて転圧します。
ここで注意なのですが、ホムセンなどで売っている、生コン用の砕石を敷き詰めても地盤が締まりません。クラッシャーランを用意して敷き詰めましょう。
僕も深く考えないでホムセン砕石ばら撒いて、プレートレンタルして転圧してみたんですが全然締まりませんでした。考えたらわかることなんですけどね。DIYはこの辺も難しいところです。
後日クラッシャーランを手配して再転圧しました。
仕上がりはこんな感じだんだんそれっぽくなってきましたね。
型枠を作る
ここからは少し面倒な、作業になって気ます。まず水糸を張って最終的な仕上がりのラインを決めます。
水糸を囲むように型枠を作り固定します。
型枠の材料ですがイエローコンパネをホムセンで、カットしてもらえばOK。多少、現地で微調整が必要なのでノコギリくらいは用意しましょう。丸ノコがあれば最高です。
型枠をずれないように固定します。固定のやり方は色々あると思うのですが僕自身はキャンプ用のペグで、固定しました。あるもので代用する。これぞDIYです。
ワイヤーメッシュを敷く
転圧した砕石の上にワイヤーメッシュを敷き詰めます。
こいつがないとコンクリが割れる恐れがあるらしい。鉄筋コンクリートの鉄筋代わりです。割れたらどうしようもないのでケチらず用意しましょう。
ここまできたらあと一踏ん張り、最重要ポイントの、生コン打設です。
生コンを打設する
ついに皆さん、生コン打設の時間ですよ!
いやー、長かった!
今までほんとお疲れ様でした。
ここからは時間との勝負。
今回は計算の結果、1.5立米の生コンが必要だったので、手練りは諦め生コン車を手配しました。
あの量を手練りは無理と判断。天気予報と睨めっこし、都合がつく業者さんにお願いしました。
写真取る暇もありませんでした。
コンクリートの、配合もあるのでお願いした方がほんといいと思います。何よりきつい。
YouTube等で事前にしっかり予習を行うことをお勧めします。
参考にした動画はこちらです。
ドンドン固まっていくので、時間との勝負になります。
しっかりと、生コン内の砂利を下の方にスコップで突きながら落とし込みます。
規定の高さまで打設したら、水勾配をつけながら、トンボでならします。
ある程度固まったらしばらく放置。セメントの層が浮いてくるので仕上げに入ります。
コテ仕上げ
奥側から仕上げていきます。コレもネットで情報集めまくってしっかり予習しておきましょう。
まー、DIYなので、表面の仕上がりはそこそこ綺麗だったらいいんじゃないでしょうか。1年くらいたてばなんか気にならなくなります笑
ざっとこんな感じ。
あとは固まるまで放置します。
初めてやけどなんとかなったかな?
あとは固まるまで放置。
型枠の解体
ええ感じに固まったと思うので型枠をばらしていきます。
なかなかええ感じやない?
ちなみに丸い水たまりみたいなところは、ちょっと、低くなってしまったので、あとから盛っています。
予定では倉庫の真下になる箇所だったので、ここに水が溜まるのもなんか嫌だったので手直し。
上の画像は端面の仕上がりです。きれいに面も取れていますね。
土間コン打設自体はこれにて終了。
ちょっとおしゃれにしたかったのでコンクリと、土部分の境界線をレンガにて仕上げます。
詳細は別記事にて解説したいと思います。
まとめ
長々と書き綴ってきましたがざっとこんな感じです。
DIYで土間コン打設が可能かと聞かれると
という結論になります。
- とにかく安く費用を抑えたい方
- 自分で色々やるのが苦にならない方
- 時間をかけれる方
- 失敗しても自己責任と納得できる方
- 家族の理解が得られる方
以上の条件を満たす方ならばできるはずです。
モルタルすら扱ったことない私がやれたので大丈夫なはずです。
少しは、参考になっただろうか。
各工程の詳細な内容は、別途記事にしたいと思いますのでしばらくおまちください。
全体の流れを掴むという意味でも一旦締めたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント