半自動溶接トーチ操作のコツ。すみ肉溶接編②

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どうもDW-11です。

さて今回も引き続き

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半自動溶接トーチ操作のコツすみ肉溶接編②

をお伝えしたいと思います。

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①はこちらから

半自動溶接のトーチ操作のコツ。すみ肉溶接編①

引き続き

トーチの角度

についてです。

下板、立板に対するトーチの角度

下板、立板に対するトーチの角度です。

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脚長6と仮定すると30°〜45°くらいが適正でしょうか。

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教本などには50°〜40°と記載してありますが、ぴろ吉はもう少し寝かせて溶接しています。

角度が大きすぎると下板の方にばかり肉がついてしまうため脚長不足になりやすいです。

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角度が小さすぎると、立板側にアンダカット、下板側にオーバーラップが発生しやすいです。

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適正な角度を保つようにしましょう。

トーチの高さ

次にトーチの高さです。

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アーク長、ノズル高さを一定に保つのがポイントになります。

アーク長が長すぎると、電圧が過大のような状態になり、パタパタと音がします。溶け込みが、浅くなり、溶け込み不良やビード外観が乱れたりします。

一般的にはノズル高さを10ミリ〜25ミリ程度に保ちます。

また、電流値が低いほどアーク長は短く保つようにしましょう。電気が合いません。

すみ肉溶接時の狙い位置

次に狙い位置です。

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立板側から0から2ミリ程度離れた下板を狙います。間違っても立板側を狙わないようにしましょう。立板側にアンダカット、下板側にオーバーラップが発生する原因となります。

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溶接速度

次に溶接速度ですがとにかく一定の速度で溶接するように心がけましょう。

〇〇cm/minと言われても自分が今どのくらいの速度で溶接しているかわかりません。私もわかりません。

電流に応じた適正な速度があるのでとにかく一定の速度で溶接するのみです。

簡単なようでなかなか難しいんですねこれが。

人間楽をしたい生き物ですから、ビードの終わりになると明らかにビードが小さくなっていることがあります。

これは『あー、きつい、よしもう少しで終わりや!早く終わりたい! 』

という気持ちから自然と体が早く動いてしまうんですね。

とにかく一定に!です。

機械ばりに一定の速度で溶接できるように精神を統一しましょう。

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きれいなすみ肉溶接を行うためには

まとめます。

半自動溶接できれいなすみ肉溶接を行うためには(電気が合っている前提)

  • 角度は一定に
  • トーチの高さは一定に
  • 狙い位置は一定に
  • 速度も一定に

これだけです。そう、これだけなんです。

簡易溶接台車の自動すみ肉溶接が恐ろしくきれいなのは、これらの条件を全て満たしているからなんですね。

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うまくなるにはどうするか?ですよね。

身もふたもないですが、

練習あるのみです。

とにかく数をこなしてください。うまくできなかったら、なぜできなかったのか?次きれいに溶接するためにはどうすればいいか試行錯誤しましょう。

何も考えずに数をこなしてもうまくなりません。そこそこのレベルまでしか到達できないでしょう。

うまくいかないのには必ず理由があります。ただ下手だからという理由で片付けちゃダメです!

腕の動きだけじゃないです。体の使い方、姿勢、段取りなど様々な要素がからんできます。

腕の動きだけにとらわれず広い視野で見てください。

変に力が入っていたり、トーチケーブルが思うように動かなかったり。上手い人はほんと楽そうに溶接しています。溶接楽そうやねーくらいのオーラを感じます。

(実際はきついですよもちろん。)

とにかく数をこなしましょう。そこから見つかるものが必ずあるはずです。

試験片ではなく、実際の製品をどんどん溶接してください。

これじゃダメよと何回も手直しをする日もあるでしょう。

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その積み重ねが一人前への道のりなのです。誰もが通る道です。

あのえらい発明家も昔は子供だったように、一流の職人さんも初めは駆け出しの新人だったのですから。

それでは今日はこの辺で。

ではでは。

➕ご安全に➕

技能編 溶接
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